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第69期日本材料学会 会長  菅田 淳



 
 第69期会長挨拶


 
近年の自然災害が多発している状況に加えて,今年はCOVID-19が世界の公衆衛生や経済活動に多大な影響を与えています.
本会の事業も5月に予定していた電気通信大学での学術講演会を初めとして部門委員会活動等も中止・延期となっております.  
総会は,オンライン開催により無事終了し,第69期の活動を始めることができます.  
日本材料学会は,1952年に前身である日本材料試験協会として発足以来66年余の歴史伝統を有し,機械,金属,化学,電気,土木,建築,農学など多岐にわたる分野の会員より構成された非常にユニークな学会です.
本会の活動は26分野で構成されている部門委員会と9支部によりなされています.部門委員会では,各分野における専門家が集合し,最新の研究情報交換,調査研究,出版,集会・講習会・見学会などの各種行事実施といった精力的な活動を行い,材料学の発展に大きく寄与してきているといえます.
支部では多様な分野の構成員が協力して各種支部活動などを通して分野横断的な交流がなされています.  
しかしながら,産業界や大学の状況の変化により会員数は微減を続けています.減少を止めるべく学会活動をより活性化させるため,異分野連携・融合や会員サービス強化,広報強化を主軸とする活性化策の検討と実施を行ってきています.
部門間,支部・部門間,支部間での連携事業,秋の一大イベントである「材料WEEK」などはその一環で創出された活性化策の事例です.
本年度は定年退職された会員の退会を防ぐべくシニア会などを試験的に開始するなど多くの施策を行っていく予定でしたが,このような状況で停滞しております.
新しいスタイルの講習会・講演会を模索しながら,積極的に活動できる体制を構築したいと思います.
2022年には設立70周年を迎えます.これまで行ってきた施策を継続するとともに,より実効性のある取り組みを積極的に行い,70周年記念事業をきっかけとして新しいステージでさらに発展できるように努力したいと思います.
そのために部門委員会,支部,本部の皆様とともにCOVID-19に負けることなく一丸となって歩んでいきたいと思います.