「地盤改良に関わる技術認証制度」による技術評価証授与 第1004号
技術名称:衝撃加速度法による締固め管理技術「マックス」

 
評価証明技術
技術名称: 衝撃加速度法による締固め管理技術「マックス」
依 頼 者: 株式会社 淺沼組、株式会社 マルイ
認 証 日: 平成14年2月13日
      平成19年2月13日(第1回更新)
      平成24年2月13日(第2回更新)

開発の趣旨
 盛土の品質管理において従来試験に加え、衝撃加速度測定器(キャスポル)を用いた衝撃加速度法による管理方法を補完として実施し面的な管理を行って、従来より高品質の盛土を施工する。
 

技術の概要
本技術は、路床を含む盛土施工での品質管理において、従来の管理基準試験に加え、衝撃加速度測定器(キャスポル)による管理を補完として実施し面的な管理を行って、信頼性の高い盛土施工を行う品質管理技術である。

開発の目標
(1)キャスポルで測定される衝撃加速度(Ia値)は、現場CBR値、平板載荷試験で求まる地盤反力係数(K値)、コーン指数(q値)の補完値として使用できること。
(2)盛土の品質管理法として、キャスポルを用いた迅速な測定法を開発すること。
(3)盛土の品質管理における現場CBR試験、平板載荷試験あるいはコーン貫入試験に加え、キャスポルによる管理方法を施工面積100m2当たり1ヶ所の測定頻度で実施することによって、その品質を従来試験だけで行った盛土より向上させること。
 

技術評価
技術評価委員会により、評価証明の方法に照らして評価した結果、「マックス」は開発目標に相応する性能を有することが証明された。詳細については、同技術の技術評価証明報告書に記載されている。
 

問合せ先
公益社団法人 日本材料学会(TEL:075-761-5321  FAX:075-761-5325 E-mail:jimu@jsms.jp)
株式会社 淺沼組(TEL:072-661-1620  FAX:072-661-1730)