第3回マルチスケール材料力学シンポジウム

主催

日本材料学会

協賛

応用物理学会,化学工学会,高分子学会,精密工学会,電気学会,電子情報通信学会,土木学会,日本応用数理学会,日本機械学会,日本金属学会,日本計算工学会,日本原子力学会,日本高圧力学会,日本航空宇宙学会,日本材料強度学会,日本セラミックス協会,日本船舶海洋工学会,日本塑性加工学会,日本鉄鋼協会,日本非破壊検査協会,日本複合材料学会,日本溶接協会,溶接学会(予定)

日時

平成30年5月25日(金)

会場

高知工科大学永国寺キャンパス

趣旨

実用に耐え,寿命予測可能なマイクロマシンの開発や微細な電子部品の信頼性確保,さらには微小な構造を最適化することで所望の材料特性を持たせるミクロ制御材料開発においては,微小寸法材料の材料学,加工法,評価法などを含んだ総合的な立場からの研究が求められています.一方,近年の計算機能力の著しい向上と計算手法の長足の進歩によって,電子・原子・分子レベルのシミュレーションによるナノスケールの構造体や材料組織の力学的特性や電気的特性に関する研究が盛んに行われ,計算機実験の重要性が益々増してきています. 本学会マルチスケール材料力学部門委員会では,実験・解析の両面からミクロ・メゾ・マクロにまたがる力学問題や材料物理課題などの幅広い研究分野を対象に,このような研究分野における研究者・技術者が一堂に会し,研究の現状と将来動向を議論する場として,それぞれ年一回のシンポジウムを開催してまいりました.第3回となる今回も,若手からベテランまで様々な立場の方々にご発表いただき,お互いの交流を深めることで,さらなる材料研究の発展および議論の活性化を促したいと考えています.

参加登録料

日本材料学 会会員 1,500円,同学生会員    500円
非会員 3,000円,学生非会員  1,000円

講演論文集

会員(含協賛学協会員) 3,000円,非会員 4,000円
[USBメモリで配布します]

プログラム

10:00-10:10【開会のあいさつ】

10:10〜11:50原子・電子モデリングによる物性解析

座長:松中大介(信州大)

O1. ディープニューラルネットワークの枠組みを用いた鉄原子間ポテンシャルの構築とその検証
      ○森英喜(産技短大),尾崎泰助(東大物性研)
O2. 電荷移動型分子動力学法による4H-SiCの酸化膜成長シミュレーション
      ○高本聡(東大), 山崎隆浩(NIMS),大野隆央(NIMS),金田千穂子(富士通), 波田野明日可, 泉聡志
O3. Dipole potentialを用いたPbTiO3ナノワイヤの分極構造変化に関する分子動力学解析
      ○佐藤誠修 (東大生研),Wu Chang,梅野宜崇
O4. Kinetic Monte Carloモデルを用いた鉄基合金の固溶体効果の非経験的予測  
      ○新里秀平(阪大院),譯田真人(NIMS),尾方成信(阪大)
O5. 第一原理計算によるポストグラフェン材料の非調和フォノン物性解析
      ○中村康一(京大学際センター,エジプト日本科技大)

13:00-15:00【ポスターセッション】

座長:森英喜(産技短大)

P1. 銀-アルミナ接合機構解明に向けたマルチスケール解析
      ○芦田肇(阪大),松田朋己,佐野智一,廣瀬明夫
P2. 第一原理計算に基づくTi-V合金のマルテンサイト変態機構に関する原子論的解析
      ○市岡航平(阪大院),三好宙,君塚肇(阪大), 尾方成信
P3. 3次元離散転位動力学法を用いたき裂発生シミュレーション
      〇蓮沼将太(青学大),松岡修平(青学大院),小川武史(青学大)
P4. ナノインデンテーションのpop-in荷重の温度および押し込み速度依存性の分子動力学解析
      ○佐藤悠治(阪大院),新里秀平,大村孝仁(NIMS),尾方成信(阪大)
P5. 新規LIB電解液用化合物の物性予測に向けた分子動力学シミュレーション
      ○高井義博(関西大院),齋藤賢一(関西大), 宅間正則,高橋可昌,佐藤知広
P6. 伸線加工によるナノワイヤの実現に向けた加工原理の探求
      ○吉田紘基(関西大院),齋藤賢一(関西大), 宅間正則,高橋可昌,佐藤知広
P7. 伸線パーライト鋼のMDモデルにおけるセメンタイト分解現象
      〇尾田幸介(関西大院),齋藤賢一(関西大), 宅間正則,高橋可昌,佐藤知広
P8. 単結晶シリコン薄膜の高温パンチクリープ成形による極小3軸力覚センサの開発
      ○丹村 響介(神戸大院),大坂 憲司,豊田 崇夫,菅野 公二(神戸大),磯野 吉正
P9. セルロースナノファイバーの階層的変形構造と捻回特性に関するMD解析
      〇田健太郎(関西大院),齋藤賢一(関西大),宅間正則,高橋可昌,佐藤知広
P10. 分子動力学法を用いたMg{10-12}変形双晶の核生成過程の応力・温度依存性の評価
      〇山添恵介(阪大院),佐藤悠治,石井明男(阪大),君塚肇,尾方成信
P11. フラーレン内包カーボンナノチューブの座屈挙動解析
      ○西村正臣(信州大),八田雅也
P12. 分子動力学法からPhase-Field法へのダイレクトマッピングによる多結晶粒成長予測の高精度化
      ○三好英輔(京工繊大院),高木知弘(京都工繊大),澁田靖(東大),大野宗一(北大)
P13. 固体間摩擦解析のための有限要素法-分子動力学連成解析手法の開発
         松下輝(東大院),〇神田英慈,波田野明日可(東大),
         泉聡志,宮内 勇馬(マツダ)
P14. bcc鉄における空孔?水素複合体の凝集・解離条件の第一原理計算に基づく評価
      〇佐野千畝(京大院),松本龍介(京大)
P15. AlCrFeMnNi系ハイエントロピー合金モデルの分子動力学シミュレーション
         Sally Elkatatny(エジプト日本科技大,京大学際センター),Mohamed A.-H. Gepreel, ○中村康一
P16. 4H-SiCにおける基底面転位の貫通刃状転位への変換現象に関する反応経路解析
         田村陽平(東大院),○榊間大輝,波田野明日可(東大),泉聡志
P17. 機械学習を用いた原子構造体の電子状態密度の推定
      ○久保淳 (東大生研), 梅野宜崇
P18. bcc鉄における非等方応力下での水素拡散係数の評価とモデル化
      〇長瀬周輝(京大院),松本龍介(京大)
P19. Ab initiostudy of oxygen adsorption on iron surface with ∑3 grain boundary
         Lobzenko Ivan(豊田工大),Uchiyama Y.,Shiihara Y
P20. 経路積分分子動力学法による鉄中らせん転位の移動過程における量子効果の評価
      ○君塚肇(阪大),中西亮太(阪大院),尾方成信(阪大)
P21. 粒子充填構造の幾何学的特徴と安定性に関するシミュレーション
         上原拓也(山形大)
P22. ヘテロナノ組織材料の強度特性に対する微細粒ネットワークの影響
      ○長谷川達也(金沢大),新山友暁,下川智嗣
P23. 転位組織の崩壊に起因する弾性波と強度の関係:原子シミュレーションによる検討
      ○谷野 公亮(金沢大),新山友暁,下川 智嗣
P24. 二原子混合固体材料における組織・強度の原子間ポテンシャル依存性
      ○園田郁未(金沢大),新山友暁,下川智嗣
P25. マグネシウムのナノインデンテーションにおける変形挙動の原子論的解析
      ○須藤海志(信州大院)、吉川創、松中大介(信州大)
P26. 熱的構造緩和を加えた金属ガラスにおける雪崩的な塑性挙動と変形局在化
      ○新山友暁(金沢大),譯田真人(NIMS), 下川智嗣(金沢大),尾方成信(阪大院)
P27. 鉄中の侵入型元素間の相互作用に関する電子論解析
      ○譯田真人(NIMS)
P28. 分子動力学法によるクロム炭化物を含む鉄の変形シミュレーション
         辻村寿貴,〇原祥太郎(千葉工大)
P29. 第一原理計算に基づくFe-Cu-X(X=Si/Ni/Mn)3元系合金の弾性的性質
      ○熊谷 知久(電中研),野本 明義
P30. ニッケルメッキとアルミ合金の界面強度:分子動力学による検討
      ○屋代如月(岐阜大),二村晟平(岐阜大院), 内藤圭史(岐阜大)
P31. 酸化ニッケル水素還元反応のためのReaxFFポテンシャル構築および分子動力学解析
      ○梅野宜崇 (東大生研),上野尊史 ,久保淳

15:10-16:30【転位・回位および界面のメカニクス】

座長:泉聡志(東大)

O6. 回位の弾性特異応力場とひずみエネルギーの試料寸法依存性
      〇加藤博之(北大),鳥井俊作(北大院)

O7. Ni基合金単結晶における疲労強度の結晶方位依存性
      ○安田茂(株式会社IHI)

O8. セラミックス基複合材料中の繊維/マトリックス近傍における界面特性評価
      ○岸朋紀(株式会社IHI)

O9. 規則・不規則混合固体材料の強さと変形機構の検討
         原一輝(金沢大院),新山友暁(金沢大),○下川 智嗣

16:30-16:40【閉会のあいさつ】

※Oは口頭発表20分(質疑5分を含む),Pはポスター発表
※ポスターセッションの前半(13:00~14:00)は奇数番号,後半(14:00~15:00)は偶数番号のコアタイムとします.
※講演順および講演時間等が変更になる場合があります.最新情報は分子動力学部門委員会HPをご確認下さい.
URL: http://md.jsms.jp