信頼性フォーラム
リスク評価の再考

企画

信頼性工学部門委員会

会場

高知工科大学永国寺キャンパス
教育研究棟 A109講義室

日時

平成30年5月27日(日)9:00〜11:55

趣旨

リスク評価は,国際規格であるISO31000によると,リスクアセスメントの3つのプロセス“リスク特定”,“リスク分析”,“リスク評価”の一つであり,リスクへの対応を検討するために,リスクの発生頻度および影響度の大きさを基に,対応策の優先度等の判断基準の指標となっている.しかし,近年,社会システムが高度化,複雑化してきており,自然・人為災害に対するリスク評価が難しく,リスク評価の結果がリスク対応の絶対的な優先度と判断する事ができない現状がある.このような背景の下に,本フォーラムでは,自然災害,企業リスクの分野における当該分野の専門家から,改めて自然災害等のリスクの特性,リスクへの向き合い方について対策の紹介いただくとともに,今後のリスクに対する評価に関して議論を行う場として企画いたしました.多数のご参加をお待ちしております.

プログラム

オーガナイザー

井面仁志,三好哲也,中村裕紀

基調講演 (9:00〜9:50)

災害リスク軽減のための分野融合アプローチの必要性
香川大学創造工学部 教授
梶谷義雄氏

一般講演(1) (9:50-10:40)

地震や火山リスクと社会
山梨大学大学院総合研究部 准教授
秦 康範氏

< 休 憩 > (10:40-10:50)

一般講演(2) (10:50-11:40)

企業における様々なリスクとの向き合い方
株式会社レスキューナウ危機管理研究所
代表取締役 市川啓一氏

総合討論 (11:40-11:55)