公開部門委員会
第68期第1回マルチスケール材料力学
部門委員会

主催

日本材料学会
マルチスケール材料力学部門委員会

会場

京都テルサ 西館3階「第2会議室」(ROOM11)

日時

令和元年10月16日(水) 13:00〜16:40

テーマ

『各スケール階層における実験観察とモデリングの連携強化に向けて(第三回)』

趣旨

材料が有する複雑かつ多様な力学特性を理解するためには,各スケール階層における支配現象を実験観察により明らかにし,本質を捉えながら取り扱い可能な形のモデルを構築して検証,フィードバックに繋げる試みを積み上げることが不可欠です.一方,実験観察とモデリングの分業化が高度に進みつつある現在,双方の交流・協調の重要性はますます高まっていると言えます.本研究会では,各階層における最前線の実験観察および解析(モデリング)に取り組まれている講師をお招きし,基本事項から最新動向,問題点までを丁寧に講演頂き,マルチスケール材料力学の今後の展望を考えるための機会といたします.なお,研究会の最後に科学技術振興機構(JST)の新規研究領域「ナノ力学」(CREST「革新的力学機能材料の創出に向けたナノスケール動的挙動と力学特性機構の解明」,さきがけ「力学機能のナノエンジニアリング」)に関する講演を実施いたします(第5回材料WEEK)OS5「ナノ形態の制御と応用」(同日開催 9:00〜15:45「A会議室」(ROOM7))との共催).ご関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております.

プログラム

委員長挨拶 13:00〜13:10

特別講演1【疲労挙動・高靭化機構】  13:10〜14:10

題 目 「固溶元素活用による金属疲労き裂進展抵抗の向上」
講 師 東北大学 金属材料研究所 小山 元道 氏
(休憩14:10〜14:25)

特別講演2【強化機構・破壊モデル】  14:25〜15:25

題 目 「転位動力学法を用いた金属材料の強化と破壊のメゾスケール解析」
講 師 東京理科大学 理工学部 機械工学科 高橋 昭如 氏

総合討論   15:25〜15:45

(休憩15:45〜16:00)
「ナノ力学 CREST/さきがけプロジェクト」  16:00〜16:40
研究総括 北村 隆行 氏(京都大学大学院 工学研究科)

参加費

無料