鶴田浩章氏(第64・65期会計理事)コラム

2017年

渓流釣り

関西で働きだした12年前から職場の人たちと東近江市の山間部の渓流釣堀に毎年行くようになった。イワナやアマゴを池に放流して、それを皆で釣り合う。川魚といえ、当たりは強いし釣り上げると気分爽快であり、子供でも釣り上げることができる。最後には、池の水を抜いて全ての魚をつかみ取りする。子供たちは大騒ぎで魚を追いかけ捕まえる。昼食は、イワナの刺身と近江牛の焼肉、イワナのチャンチャン焼きを皆で食べ、満腹になる。毎回、運転していくのでビールが飲めないのが残念であるが、毎回川魚を10匹程度持って帰ることになり、家庭でおいしい川魚を塩焼きにして食べることができる。私にとっては、家族サービスとともに、職場の人たちと仕事以外の話をしながら気分転換できるよいひと時である。

海上釣堀

関西で働きだした12年前から職場の人たちと瀬戸内海の海上釣堀に毎年行くようになった。主に鯛が釣れ、ツバスやカンパチ、時にはクエも釣れる。引きが強く竿がしなる中、リールを巻く時間は優越感が感じられ、釣り上げるのはなかなか醍醐味がある。子どもたちが釣り上げるのはなかなか重労働であるが、大人が手伝って立派な鯛を釣り上げるとすごく得意げである。いつも鯛を4〜5匹は持って帰れて、塩焼きや刺身、塩釜などで子供たちが喜んで食べてくれるのはとてもうれしいものである。船や磯からの海釣りの方がもちろん醍醐味を感じることができるであろうが、子連れには海上釣堀もいいですよ。

スキューバダイビング1

私はコンクリート等の土木材料の教育研究を専門にしているが、ひょんなことからサンゴに関わることになった。サンゴ礁が減少する昨今、サンゴ礁を保全するためにサンゴの植付けの一環でサンゴの成長を早めて貢献しようとする研究だ。サンゴをモルタルで作製した基盤上に固定し、それを岩盤に接着する。最終的には、微弱電流を流してサンゴの成長を活性化させる。基盤の据え付けや観察を自分たちで行うため、40歳代も半ばを過ぎてスキューバダイビングのライセンス(オープンウォーターダイバー資格)を取得することとなった。シュノーケリングは経験があったが、まさか自分がスキューバダイビングをすることになるとは思ってもいなかった。まさに人生何が起こるかわからない。しかし、ライセンスを取ってみて驚いた。スキューバダイビングをする人の年齢層がとても幅広いことだ。70歳を超えても現役の方が多くいる。定年退職はまだまだ先だが、その後の趣味になるでしょうか。

スキューバダイビング2

スキューバダイビング1で書いた内容の続きであるが、サンゴに関する研究では大学での室内実験とともに沖縄と和歌山県串本地区をベースにフィールド実験を行っている。ダイビング本数も30本を越え、ようやく慣れてきた感じであるが、残念ながら仕事抜きでダイビングに行ったことがない。サンゴの生息深さは5〜10m程度が多く、ちょっと浅くて物足りない。やはり、少なくとも15〜25m位は潜りたいし、仕事抜きで楽しみたいなぁというのが本音である。しかし、天気は良くても風が強かったり、濁って視界が悪かったりすると潜れない。海はいろんな顔を見せてくれる。自然と共生することの素晴らしさ、大切さを感じるとともに、自然の偉大さを痛感できる。大阪一、いや日本一良心的なダイビングショップを紹介しますので、皆さん是非ともスキューバダイビングを体験してみてください。

引っ越しを期に、子供たちからの数年来のリクエストであった犬を飼うことになった。ブリーダーさんから生後3か月の柴犬を購入し、既に6か月を過ぎ、ずいぶんと大きくなった。5か月位からしつけ教室に通いだし、最近パピークラスを修了した。おすわり、伏せ、待て等ずいぶんとできるようになった。犬を室内で飼うことには抵抗があったが、やむを得ず飼っていると、最近ではずいぶんと抵抗がなくなってきた。毎日の散歩や糞尿の処理など大変であるが、子供たちはずいぶんと癒されているようである。子供が一人増えたと思えば、犬の世話も楽しいものである。しつけ教室では、犬のしつけは飼う人のしつけでもあると言われた。まさにその通りだと思う。犬の気持ちになって考え、子供たちや犬と一緒に成長していく。私にとっても癒しになっている。