「地盤改良に関わる技術認証制度」による評価証明技術の更新認証のご紹介
技術認証制度について
日本材料学会では「技術認証制度」を行っています。本制度は材料学に関する広範な技術について,本学会としての客観的な立場から個別技術を公正かつ厳正に評価し,所定の基準を満足する技術についてはこれを本学会として認証し,当該技術の社会への応用を支援することで材料学の進歩に寄与することを目的としたものです。現在,地盤改良部門委員会を中心に「地盤改良に関わる技術認証制度」を行っています。なお,本制度により評価証明された技術は,依頼者の要望があれば,認証期間(5年間)における利用実績等の審査を実施し,その有効期間を更新(延長)することができます。
〔地盤改良に関わる技術認証制度〕
本技術認証制度は、「技術、工法について公平かつ適正に評価することで、技術開発の活力の向上をはかり、それらの建設現場への迅速な活用普及をはかり、もって技術水準の向上に資する」ことを目的としています。
技術評価証明の対象は、
�@地盤改良技術に関わる新素材、新材料
�A地盤改良に関わる技術または工法
�B汚染地盤の診断技術、汚染地盤修復技術
�C廃棄物の地盤材料としてのリサイクル技術
です。
RASコラム工法「大口径機械攪拌深層混合処理工法」
(技術評価第1002号)
更新認証された評価証明技術
技術名称:RASコラム工法「大口径機械攪拌深層混合処理工法」依頼者:ライト工業株式会社
認証日:
平成13年6月8日
平成18年9月15日(第1回更新)
平成23年6月8日(第2回更新)
平成28年6月8日(第3回更新)
令和3年6月8日(第4回更新)
令和8年6月8日(第5回更新)
開発の趣旨
近年、深層混合処理工法はより広範囲の地盤に対して改良が求められるようになり、硬質地盤に対しても施工するケースが現れた。本工法は、削孔撹拌ヘッドと撹拌翼が互いに正逆方向回転をする2重管構造で内軸は高トルクの削孔専用翼、外軸は高速逆回転による攪拌専用翼となっている。また、それぞれ独自の機能を有した機構とすることにより、N≦8の粘性土、N≦40の砂質土であれば改良径2000mm、N値 50 程度までの礫質土および砂質土においては改良径1600mm の削孔撹拌により良好な改良を可能とすることを図った。
開発の目標
(1) N≦8 の粘性土、N≦40の砂質土に対して、改良径 2000mm で深度 20m までの改良が可能であること。
(2) N値50程度までの礫質土および砂質土に対して、改良径1600mm で深度15m までの改良が可能であること。
技術評価
技術評価委員会を設置して、技術認証を行った。
問合せ先
公益社団法人 日本材料学会(TEL:075-761-5321 E-mail:jimu@office.jsms.jp)
ライト工業株式会社(TEL:03-3265-2551)
地盤改良注入材「シラクソルーUF」
(技術評価第1003号)
更新認証された評価証明技術
技術名称:地盤改良注入材「シラクソルーUF」依頼者:ライト工業株式会社
認証日:
平成13年8月10日
平成18年9月15日(第1回更新)
平成23年8月10日(第2回更新)
平成28年8月10日(第3回更新)
令和3年8月10日(第4回更新)
令和8年8月10日(第5回更新)
開発の趣旨
従来の地盤改良注入材のうち、水ガラスと硬化剤を組み合わせた溶液型の注入材は、地盤への浸透性は高いが改良強度が1.0MN/m2 程度までと低く、また耐久性も十分でなかった。一方、セメント系の懸濁液型または半懸濁液型の注入材は高い強度が得られるものの、超微粒子セメントを用いた場合を除いて地盤への浸透性は低い。このような従来の注入材の欠点を改良するために、ゲルタイムの調整が容易にできるとともに高い浸透性を有し、注入後は高い強度と耐久性のある固結土に改良できる地盤改良注入材の開発をめざした。
開発の目標
(1) ゲルタイムは分散剤の種類と添付量を変化させることで数分から数時間に調整できること。
(2) 対象土への浸透性は超微粒子セメントと同等以上であること。
(3) 豊浦砂を使用した固結土の一軸圧縮強さは1.0〜5.0MN/m2 程度が得られること。
(4) 豊浦砂を使用した固結土は、土中および水中においても強度と透水性の経時的変化がなく、セメント系注入材と同等以上の耐久性を有すること。
技術評価
技術評価委員会を設置して、技術認証を行った。
問合せ先
公益社団法人 日本材料学会(TEL:075-761-5321 E-mail:jimu@office.jsms.jp)
ライト工業株式会社(TEL:03-3265-2551)