第62回X線材料強度に関する討論会
テーマ「企業における技術開発及び最新の中性子実験技術」
講演募集

開催日 令和7年11月28日(金)
講演申込締切 令和7年8月20日(水)
前刷原稿締切 令和7年10月24日(金)

主催

日本材料学会

協賛

応用物理学会,自動車技術会,精密工学会,日本機械学会,日本金属学会,日本建築学会,日本原子力学会,日本航空宇宙学会,日本ばね学会,日本材料強度学会,日本セラミックス協会,日本塑性加工学会,日本船舶海洋工学会,日本鉄鋼協会,日本電子材料技術協会,日本非破壊検査協会,日本複合材料学会,日本溶接協会,表面技術協会,溶接学会

日時

令和7年11月28日(金)講演会(+見学会)

会場

Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
〒210-0821神奈川県川崎市川崎区殿町3丁目25-40
URL: https://www.shimadzu.co.jp/research_and_development/tokyo-innovation-plaza/

趣旨

X線委員会では摩擦攪拌接合材や樹脂材料など機械構造材料を中心としてX線等の非破壊手法を用いた強度評価法の議論を行っております.今回は最前線で活躍する企業の研究者から関連の技術開発事例をご紹介頂きます.また,我々は中性子などの量子ビームを用いた「応力等の材料解析」にも注目しています.材料内部の構造の可視化において,中性子が持つ透過性は有効であるため,広く活用が求められています.しかしながら,複雑な回折パターンの解析には専門性と高度な経験が必要となります.また,膨大なデータの取得と解析には多大な時間が必要となります.その解決策の一つに機械学習を活用した解析手法があります.その最新の研究内容についても,ご発表頂き議論を深めたいと思います.同時に,一般講演も募集致します.上記のテーマでなくとも主に量子ビームを用いた材料強度に関する研究テーマを歓迎致しますので多数のご参加をお待ち申し上げております.
なお,講演件数によりプログラムの変更がございます.プログラムの決定は,講演申し込み締め切り以降早い時期にホームページにて公開いたします.

一般講演概要

講演時間15分(発表時間10分,質疑5分)
前刷原稿 最大4頁

講演申込締切

令和7年8月20日(水)当日入力分まで

前刷原稿締切

令和7年10月24日(金)本会必着

申込方法

日本材料学会ホームページから申し込み先をご確認ください.郵送・Faxでの申し込みはできません.

https://www.jsms.jp/kaikoku/62xtoron.htm

また討論会では年齢制限を設けない日本材料学会会員の発表者による最も優れた講演に対して,最優秀講演論文賞を授与します.

問い合わせ先

日本材料学会 第62回X線材料強度に関する討論会 係
〒606-8301 京都市左京区吉田泉殿町1-101
E-mail: jimu@office.jsms.jp
TEL:075-761-5321

参加費

講演論文集

残部が出た場合,後日販売いたします.討論会終了後日本材料学会事務局へお問い合わせください.
なお,送料が別途必要となります.

※本討論会参加申込みの際にお届けいただいた個人情報は諸連絡,行事案内等の日本材料学会の事業運営のみに使用させていただきます.

プログラム(案)

11:00 - 11:05
開会あいさつ
11:05 - 11:55
【企業における技術開発】
11:05 - 11:30
摩擦攪拌により組織を変化させたAl-Zn-Mg系合金の応力腐食割れ性の評価
株式会社 日立製作所 王 ホ
11:30 - 11:55
自動車部品における樹脂材料の信頼性評価に関する取り組み
株式会社 デンソー 白井純二、津田将利

<休憩>

13:00 - 14:15
【最新の中性子実験技術】
13:00 - 13:25
パルス中性子ブラッグエッジイメージングの進展:応力解析とAI技術導入
北海道大学 佐藤 博隆、黒見 柊蔵、古水 隼人、安田 萌々花、加美山 隆
13:25 - 13:50
中性子回折を用いた内部応力を中心とした材料評価(仮)
原子力機構 ハルヨ ステファヌス
13:50 - 14:15
イベントデータ形式を活用した動的環境での中性子ひずみ観察
原子力機構 川崎卓郎

<休憩>

14:25 -
一般講演
17:00
閉会挨拶
17:00 - 18:00
見学ツアー,Shimadzu Tokyo Innovation Plaza
ただし,一般講演の申込みが多数集まった場合は見学会は中止させて頂きます.